ポエム
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スーパースター
あなたが流してきた汗を想うたび
わたしはあなたに惹かれていく

わたしがクーラーの効いた部屋で
仕事をしたりお茶を飲んだりしているあいだ
あなたは泥まみれになりながら白い球を追いかけ
うなるような速さの球を打ち返しつづけてきた
そのひたむきな瞳で

あなたに包まれるとき
わたしはいつも緊張する
だってあなたは巨人のようで
わたしはただ身を任せて幼子のようになる

どんだけ打っちゃうつもり?
今年はすごいペースで
ホームランを打ってるあなた
一本一本が
わたしへの愛の証だったらいいのに

まぶしすぎるスポットライト
華やかなお立ち台のあなた
あなたが打てば打つほど
わたしは浮き足立ってしまう

でも40本打った日には
お祝いの用意をして待ってるからね

あなたが白球を見つめる強さで
わたしはあなたに見つめられたい

ボールはどこまでも飛ばしても
わたしへの愛はここにとどめていて
19/05/09 08:11更新 / 坂上春成

■作者メッセージ
巨人の坂本勇人選手が好きです。もし坂本選手の彼女だったら。そんな状況を想像して書いてみました。

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