ポエム
[TOP]
数え歌
君の肩に手を置くだけでもう
ガラスを割ったような罪を認め
砕けた破片を拾い集める

それは透明な言葉になって
土曜日の午後を延長させる

僕の声が届く距離に
君は微笑んで何を想うの?

逆光の中でさえも綺麗な
コスモスの花びらを減らしながら
明日の幸せを占うのかな?

僕たちはもう出会ってしまったね
何の秘密も抱えないままで
二時間ドラマのラストを見ている

美しい関係になる前に
毒を飲むことが大事なんだとか

僕たちはもう死んでしまったね
どんな約束も交わさないままで
土曜日の死者に数えられてゆく
17/09/05 12:14更新 / ミナト螢

■作者メッセージ
カウントダウン的なスリルを表現してみました。

TOP | 感想 | RSS

まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c