ポエム
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あの日の花火
胸に響くような爆発音
光って舞って
儚く散って
「花火はどうしてこんなに綺麗なんだろう」
ってあなたは言った
「それはきっとすぐに消えてしまうからだよ」
って私は答えた
あなたは私の答えを聞いて
どこか悲しそうな顔をしていたね

帰り道、たくさんの人混みの中
「はぐれないように手をつなごう」
って私は言った
「そうだね、はぐれないように手をつなごう」
ってあなたは笑った

あの日の花火よりあなたのその笑顔が
私の頭に焼き付いてずっと離れない

私たち、まるで花火みたいだったね
悲しそうな顔をしたあなたの気持ちが
今なら私にもわかる
永遠の花火が欲しかったんだよね
永遠の花火ならよかったのにね
19/06/17 21:41更新 / 空雲上

■作者メッセージ
幸せだったことに後になってから気づくことってありますよね。

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