ポエム
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堕胎
あの日私達は諦めの中にいた

新しい生命がやどった時

戸惑いながらもあなたの誕生を

彼と二人で待ちわびた…

けれど突然

私達の天使…

お空に帰って行っちゃった

病院に向かった電車の中

二人共無言だった…

私は泣き続けた

悲しくて悲しくて…

赤ちゃんはいなくても

処置台に横たわり…

麻酔を打つ瞬間までも

泣き続けた…

麻酔から目が覚めると

彼が心配そうに顔を覗きこみ

大丈夫と優しい言葉をかけてきた

そしたらまた涙がとまらず

命を守れなかった私を責めた

正直その優しい言葉さえも

私には残酷だった…





19/08/02 00:26更新 / 負け猫

■作者メッセージ
言葉では収まらない複雑な感情の詩です

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