ポエム
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最果てアップル


その日ぼくは世界に壊された。

ゴミよりもぼくはゴミ扱いされた。

つり天井からぼくは叩き落とされた。

あのコミューンからもぼくは毛嫌いされた。

エデンの跡地にさえぼくは辿りつけなかった。

それからぼくはマイナスの道を彷徨い歩いた。

それでもぼくは無意味に元気だった。

そのゴミ捨て場のアップルを拾ったぼくは。

その土砂降りの世界の果てで眠った。

ただそれだけのことでぼくは壊された。





19/05/11 07:31更新 / 花澤悠

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