ポエム
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雨が我等に降り注ぐとして


降り止まない雨の中で
私の傘を選ぶ者よ

私は私を惜しんでくれるオマエに捧ぐよ
見限ったオマエは そのまま去るがいい
納得したなら 振り向く必要等無いんだ

守るべき者達は やがて旅立ってゆく
私は やっと独りになれる

人の中に生まれ 人と共に生き
人として独りに 私は還るのだ

それまでは 大切な者を濡らさぬ様に
傘の大きさを見定めていよう

もし 大切な者が
傘から溢れてしまいそうなら
私が代わりに濡れて歩いてゆこう

私は男であり 父であり
何よりも傘そのものであるから。

  
19/06/03 13:03更新 / K

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