ポエム
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寓話


世の楽隊の一員として
昼夜と云わずに掻き鳴らす

私は有頂天だ
天には私の愉しげな歌声が響いた
木霊の還らないのが気になったが

歌おう 謳おう 顧みず

響いた蟻の靴音
キリギリスは とうとう
明日の歌は唱えなかった


暖炉の前で蟻達は微笑み合う
私は冬を怖れるでしょう

貴方に頂いた一欠片のパンの大切さを
考える事は無かったから。

 

19/05/06 16:21更新 / K

■作者メッセージ

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