ポエム
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クレッシェンド
夢がちぎれる度に花びらになる
挨拶がわりに渡せる人が
側にいるだけで幸せなことを
一緒に泣いた後で笑いましょう

登り詰めたピラミッドの上で
見失いかけた自分の足元を
照らす明かりが小さくても良いから
私にスポットライトを下さい

長い時間をかけて飛んで来たんだよ
自分を変えられるたったひとつの場所へ
今日は光が見える幕の外側で
呼吸を整え口ずさむ歌がある


希望がなくなる度に喉が渇くよ
澄んだ水が飲める所へ
カーナビが案内してくれるんだ
いつまで偽りの世界に居座るつもりだ

ピラミッドの頂上を崩したら
そこが本当のステージなんだろう
音楽が広がる荒野の果てに
あなたも私も生きていたいから

段々と大きくなった曲がり道を抜け
ガードレールにぶつけた本音を光らせ
シートベルトを外さないわがままな夜の
月の形はクレッシェンドだった
17/08/24 17:59更新 / ミナト螢

■作者メッセージ
歌詞のイメージで書きました。

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