ポエム
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忘却恋歌
今日、ここに"僕"を綴ることを許してほしい
あとで破り捨てても構わないし
たまに思い出してくれてもいいんだ

重たく積もる雪をかき分け
あらわれた君の頬
赤でも青でもなく
わずかな吐息を感じて、あとは覚えてない


目覚めた君はこう言った
あなたは誰、私を見ないでと


叫び泣く君を置き去りにして
この世から消えようとした僕に君は
縋りつき、抱き止めて、 そして



小箱のような寒い部屋で
ほんの少しだけ、時を過ごした
外はあいにくの雨
君は嬉しそうに目を細めてた



こうやって書き綴るのは最後にするよ
誰も見ることのない交換日記
君の声を散りばめた、暖かな思い出

耳の奥で 瞼の裏で
君を忘れないでいるからね

さよなら、愛する人
18/03/07 01:58更新 /

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