ポエム
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紙の上の旅人
十と七の太陽は
光を放ち海へ沈む
空を橙に染め上げて
水平線の彼方へ帰る
もう昼は眠るのだ

そろそろ稜線の向こうから
十と八の月が来るだろう
妖しげな雲海を泳ぎ抜け
甘い星を引き連れて
やがて静かな夜が来る

旅人よ 嗚呼旅人よ
貴方の求める色は何方に在る

昼が終わり夜が来る
沈む太陽と昇る月
両方なんて欲張りは
傍観者はきっと許さない

沈没と上昇の間
理想の間で亡者が見てる
月が眠りまた太陽が起きるまで
ゆっくり決めればいいことさ

紙の上の旅人
18/11/12 00:03更新 / 鳥山渉

■作者メッセージ
鳥山は一番嫌いな日を迎えました。歳をとったのです。 鳥山はきっとまた違う鳥山になる。だからこれは 良くも悪くも 変わってしまうその前に 鳥山の全身全霊の 魂込めた抱負です。

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