ポエム
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眼を開けて
ただそこに在るだけの花
触れるたびに
一枚散っていく
形をとわず
別の何かに変わって
また花を咲かすのでしょう


もう紫色の雲が
山の向こうからやってきて
帰りの遅い子どもたちの
若き命の声に
翳りを与える
影が延びて
いずれ消える
いや、闇の一部へ


目を閉じても
光が見える
口を閉じても
舌が切れる
ただ、頭の先から
一輪の華が咲き
風に吹かれ
土に埋もれる
誰かが私に触れる
花びらが切れる
またか・・・
19/09/14 22:32更新 / 喜楽一膳

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