ポエム
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特別になりたい
私は特別になりたい

普通が嫌だ
何が嫌かと問われれば私は答えることはできない
なぜなら理由がないからだ

特別は好きだ
誰もがそうだ

愚人とは違う価値
それを誇れる存在

人はこう言う
「普通が一番の幸せだ」と
私は思った
幸せとはなんだ?
なぜ他人が『私の』幸せの内容を決めるのか?

特別が最高で楽しくて嬉しくて自慢ができて

悪いところが見つからない

そんな私は1つの『普通』を見つけた
おそらく唯一最高の『普通』だろう

それは周りの人物が特別というものだ

自らは誇れないがそばにいるだけで安心できる
自分も特別になったかのように思える

そんなの考えたって無駄だ
無論、特別というものを考えても無駄だ

どんなに考えたって自分は『一生』特別なんかになれない

自らが特別な能力を持っているわけでもなく
周りもそんな能力はない
成績も普通で、引かれた線の上でしか進めない

アニメを見終わる度に「こう言う人物になりたい」と思う
無駄だ
無理だ
わかっているのに私の脳内で希望が、妄想が膨らむ

現実をみればそれは割れる
しぼむのではない
割れるのだ

私は普通から『特別』になる方法を見つけた

『普通』は『一生』『特別』にはなれない

ならその一生を終わらせればいいじゃないか

私ながらに良い考えだ

親や兄弟や友達が
泣くとか悲しむとか
私にはどうでもいい

一生を終える者がこの世の者のことを考えてどうする

一生を終えることは
私にとってアニメで言う『ハッピーエンド』だ

でも私はその『ハッピーエンド』にたどり着くことはない

ビルの屋上や道路のすぐ近く

一歩踏み出せば終わるのに

『ハッピーエンド』が待っているのに

『特別』になれるのに

私の体は震えて動こうとしない

16/08/16 18:42更新 / 下降気流

■作者メッセージ
スペシャルフューチャー

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