ポエム
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アトリエ部文芸展の嘆き
この度三週連続で
アトリエ部文芸展に
入選しました
ぱちぱちぱちー

いやー
おめでたいんすかね
まあ
めでたいんでしょうね

しかしですね
選ばれて初めて読まれるのは
気分よくないですね
しかも
いいねなんて
まったくされていない
買収を疑われそうな状態

なんでこいつがとか
またこいつかとか
思われてそうです

まあ
選ばれそうなもの
主催者が好きそうなものを
あえて書いているので
こうなるのもしかたない
とは思います

そうなんです
エンターテイナーなんです
「あなたが読みたいものを
書き上げます
だから賞をください」
とはこういうことなんです

それはそうとして
入選になる前に
読む機会があったのに
読まれないのは
悲しいことです
膨大な作品と共に
指で流されるだけなのは
悲しいことです


わざわざ私の小部屋を
訪れてこの文章を
読んでくださっている
あなた
ありがとうございます
とてもとても嬉しいです
そのアクションこそが
私の求めるものです

これは
愚痴でございます
不満でございます
入選という名誉によって
もたらされる
不名誉を味わう者の
ソロ譜面です

読み手の心に刺さる詩を
読み手の心を動かす詩を
書きたいのです
いいねはいりません
リツイートもいりません
とりあえず中身を
読んでください
それが私の望みです

「中身」をです
字面をなぞるだけでは
もったいない
文章から浮かび上がる
情景を表情を空気感を
読んでください
また読みたくなる
噛み締めるほどに
味が出る
あなたにとって
そんな作品になっていれば
幸いです
私の書いた文章も
喜んでくれるでしょう

それではまた
お会いしましょう
20/01/18 22:33更新 / 眞六 あつし

談話室


■作者メッセージ
嘆き
傷のなめ合いはごめんだ
読まれることに感謝が湧く

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