ポエム
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火を。
風が吹く度 火の粉が散る
灰になれ 炭になれ 塵になれ
想い出など 全て焚べてしまえ
想い出など 全て燃やしてしまえ
僕は暖炉に薪をやる

風が吹いて 燃屑は華のように開く
明るく燃えて暖かい
僕の産んだ我が子の光
僕の歩んだ想い出の光
僕は暖炉に紙をやる

僕は小人だ
ちっぽけな小人
想い出に縋る小人

僕は僕だ
ちっぽけな僕
想い出を捨てた僕
歩み出す 僕

傍らには 火を。

『ごめんね。』

火を。 鳥山渉
19/07/12 02:02更新 / 鳥山渉

■作者メッセージ
昨晩と今晩 仲良くしていると思い込んでいた 知り合いとの想い出となるものを河原で燃やしてきました。
昨晩は手紙と写真を。
今晩はその人と書きあった作品を。
僕はその人と一度離れ 再びあった時 無くした時間を取り戻そうと必死でした。
楽しかった時間を 共通の友人に話して 独りで浸ったりもしました。
愚かでした。
相手は不快だったようで それを知りこちらから縁を切りました。
悔しかった。楽しかったのは自分だけ。相手はなんとも思っていないどころか 不快だったのだ。愛する我が子のような作品を焼くなんて詩人として最低だと。
そう思う度に苦しかったです。
いつまでも苦しみたくない。前へ歩みたい。
そう思い 名前を変え そして想い出を全て燃やしてきました。
以前書いた 『想い出暖炉』のようですね。
本当に僕はちっぽけですが これからも詩や歌詞を通して 僕の世界をたくさんの人に届けたい。
そう思います。
前へ 進みます。

長文失礼致しました。鳥山渉でした。

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