ポエム
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月のない満天
隣にはあの人
それがいつの間にか
当たり前になっていたんだね

あの人の笑顔も泣き言も
真剣な瞳や 聞きたくないお説教さえ

ぜんぶ 目の前から消えてしまった光

今となっては あれも これも
この手の届かない
空で輝いてみえるだけの過去

ねぇ、今度は 君がここで
僕の灯をともしてよ
ちっぽけな力で 今 守るから
定めに抗うことなく 従うから

ねぇ、今からここに入っておいでよ
君への窓だけ開けておくから
僕のガランドウに 君だけ誘うから

今夜は新月だけれど 君となら
こんなときでさえ つい
月が綺麗ですね なんて嘘を
囁いてしまいそうだよ
もちろん 確信犯だって気づいて…

気づいて…
16/03/10 01:14更新 / あたつ

■作者メッセージ
こんな詩もたまにはいいかな、と。
いや、いつもかもしれないなぁ…。

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