ポエム
[TOP]
うす墨色の空

いずこともなく降り来たる雪

たよりなく風に揺らぎ

落ちては消え消えては落ち

されど降り止まぬ思い

やがては瓦を木立を

野を道を白に変え

雲間の陽射しにわずかな時

眩しいばかりの輝きを身にまとい

やがて季節に追われる様に

静かに消えてゆく

この真白き世界の証は

思い出という名の

あなたの記憶の中にだけ
19/11/11 08:28更新 / 千草

■作者メッセージ
冬の空はなかなか綺麗に晴れた姿を見せてくれません。

澄んだ風はこよなく美しいのに。

なぜか恋に似ていると思いませんか。

TOP | 感想 | RSS




まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c