ポエム
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世界は君に笑い掛ける

世界は酷薄なんかじゃない。


君は誰かの優しさから産まれた。
形が変わってゆくとしても、始まりはそうなんだ。

だから、そこにいる事を憚る必要なんて無い。


"覚えてるよ"
"君を忘れる筈は無い"
"覚えている"
"囁いた言葉も約束も全て"


何度も開かれたドアの向こうが見えたのに。
きっと世界は拡がったのに。
その度に、君は足を止めてしまう。

無くした壁を自分から築き上げて。
頭の痛くなる言葉には、偽りだと言い掛かりを付けて。

独りのままなのは誰かのせいじゃない。
最期まで信じる事が出来ない自分のせいだ。

そして、そうして裏切った人々にすら愛されて守られている事に気付きもしない。

その時に捧げられた想いは君だけのモノ。
怖れずとも、その瞬間の情熱は君だけのモノだよ。







もし、今の君が在り方が言い訳なんかじゃなくて。
裸のままの本当の君なら。

今度は最後まで自分を裏切らないで下さい。
君が君で在るために。どうか。
19/02/14 21:31更新 / K

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