ポエム
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ONCE



小さな奇跡が起き

私は煩悩を怖れ

傷を食む

水を股に挟むのです

理性でうつくしく

今日漫画を書きました

黒薔薇の妖精を探すという話です

黒薔薇の妖精は悲しみの悪魔で

一万年の時を十字架で過ごしています

沢山散る薔薇を少女は悲しみの湖に連れられ見せられます

「このなかのどれかが僕だよ。」

悲しみは一つしか選べません

少女からは涙が伝います

最後に、ママ、と泣いた彼は一枚の黒い花弁になりました

「あとちょっと」

そうして散ったという哀しい漫画です

20/01/23 10:37更新 / 淤白

談話室


■作者メッセージ
「彼女がどうしても掴めないんだ。こんなに近くなのに。」ぽろぽろ

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