ポエム
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回想
二日目、私は何も知らない海に行きたがった

お婆さんは私を思い込み、いつものようにわたしの事を遮断断定し

海を遮った

喧嘩はいつもの様子、こうやってお婆さんと友情を温める

お婆さんはアートが好きで男勝りで性急であった

子供の私は未来と孤独を愛したから

私の事が好きなのだろう

お婆さんもずっと孤独

私もずっと孤独

何かが変わったのはいつもの事で

お婆さんが内弁慶している間に

とうとう私の茶碗を割って

お婆さんは黙ったので、

私は醜態だよと、お婆さんをそれから嘲笑うようになったので

小さく、本当に小さな音でパリンと硝子が割れるように関係はおわった

私が楽しみにしていた、どこまでも行く地平線のような関係はおわった

それからというものの私はお婆さんにひねくれ物を務めている

それでもお婆さんは悪びれをした顔でたまにやって来る

端ものだろう

私は硝子を一人でくっつけて、笑ってお婆さんの世話をしている

強くならねば

20/01/02 04:12更新 / 淤白


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