ポエム
[TOP]
餓鬼
自転車を漕ぐペダルや、タイヤで踏む地面の音が幸せに満ちていたので

大工事で騒音のある今の現状も、耳を澄ますとその音たちにどこかしら似ていて

生きている哀しさが、寂しくあってもね Dont touch me!

優し過ぎたわ Dont worry!

ここではない何処かの道を漕いでるんだ、乗せてあげよ近くなら

私は今日は餓鬼道に落つ

ふかいふかい餓鬼界に落つ

女の夢と身を食い散らかし続けるどこかの兄ちゃん

性格が著しく悪いから成仏出来ない話を聞いたことがあるが、

性格って大体人と付き合ってたら揉まれて直るもので、この一部始終が、

砕けてて自分は偉いと云って人の頭に乗る

上に昇る根性もないし

彼が乗る私の背中との容貌のその醜さときたら、不思議なものだ。

餓鬼からしたら、自分の餓鬼の姿が仏で、尚かつ無免であろう。

危惧するのは、この餓鬼が生まれたのが天からという点。

天が生み出した、この醜いものを美しく思う点。

生前があまりに横着無人で冷たい奴であったので儚げに死んだ。

というより生を切られたそうな。

漢字も抜けて取られ、言葉がロボットのようになく、何体もある「綾波」みたいだ

そのうち天からは追い出されるだろう。

餓鬼は人の肉を食らう。権力を戻せると思ってる、あの世に持ち帰った肉体を守り、低いジゲンの世界にいる。機嫌を取ってくる、十何年前からぬくぬくとわたしに寄生し、私が十年前美人だったことを天で言いふらし機嫌を取る。私はその餓鬼を覚えていない。天で美人の色んな声を盗み、蛸も知れない美人ばかりをかどかわす為に声を付けていることがわかるからだ、けだものさ。その間に間に餓鬼の醜き顔が前に出る。
肯定されたとたんに、知られてもいない相手を睨み潰す。この二色は葬式の色だ。
私たちはこれを眺めて、認識するのに10分かかり、
こういう人も認めなくちゃいけないなんてショックだったからだ。
今日から彼は一万五千年の時を餓鬼として過ごすらしい。


餓鬼の欲望は花の理由で受け入れられ、餌を与えられ、供養されても、この図太いただ太って寝るだけの狂ったその餓鬼を、

消してしまったら良いと思うのだ。

私の罪償いにリサイクルするのか、償いを元来しなくてもいいのか、それでも天を天と思うことに、人にもまた罪ありき。 Don't worry!


侘びしく自転車を漕ぐ。







19/12/31 09:24更新 / 淤白


■作者メッセージ
十年前の時だった。受け入れたよ、餓鬼は因から離れれず
私の背中に近づくとそのオーラを削る
誰か私を抱きしめて
受け止める あなたがあなたで輝けることを

TOP | 感想 | RSS


まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c