ポエム
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頭に来る程の苦しみについて
いつもの私の苦しみを、

この朝ペンを取って、豆腐と高野豆腐に語り聞かせる。

昨夜、私が頭のなかでぼんやり考え事をしていると、

そこにいつの間にか、ヒトの顔が張り付いて来ている事に気付き、私は無我夢中で叫び、振り解こうとしていた。

それでもヒトの顔は増え続け、それらは威嚇をするかのように私の大脳に対して傷付け、おそろしくなり

「このっ、ならず者!」と唸って足を引き摺りながら暗闇に逃げた。

今日、私は憎しみを持って、顔の陰口をそこらじゅうに喋リ渡るだろう。

そういう者に、豆腐の顔も高野豆腐の顔とも潔く食われるような要領の良い生き方をしていて、女らしく狡いが、しあわせなのだったぞ。

豆腐の顔と高野豆腐の顔は私の写メが採れる画面を見つめ続け、何故か 

「“善人”撲滅!」

をうたう、その時の豆腐の顔と高野豆腐の顔が

とにかく四角く目はない。

昔は目もしっかりあり、花摘みをするような少女であった名残りを伺う。

生物に感情を溢れさせ、「私が生まれたのは自然現象です。」と何故か私に説く。天然のせいかくを楽しんでいるのだろう。

豆腐の顔と高野豆腐の顔は、理性が蛾のようにペラベラで、心も、何も無い、そんな自分の虚無を愛している。

そんな心は一旦醜いがそれだけには顔も感情が働くのだ。

自然とはこういった正体をしていて、

わたしは密かに対自然であろうと努力をするに至る。

私は自分の顔が嫌でも、それを人になするようなまして罵詈雑言するありふれた心で飛ばぬ。

私が悪いのは、いいわけや逃げ道なるものが蛾のように∞の字を書いてあるからだ。

何れにあったって豆腐は豆腐になるという選択しか無い筈で

あの真っ白な顔を晒す

それを暗黙に許すとしても、

醤油は無いのに

結局ずかすがと私の皿に上がって

ふとっちょな体がいつの間にか体にまとわりついていたのを知ったのは昨日で、

私もどのようにか慌てている。













(恋に何度携わった、

苦悩というのは「カネ」と存ず。形が有り輝きと似て

ただ生きているにしても人の訪れる苦悩と、苦しみは全く非ず。

どちらが欲深く堕ちようが器なり。と、

病めるか、病めぬかの美しさに両方小僧のように自信を持ちて。)










19/12/09 07:07更新 / 淤白


■作者メッセージ
「語る事」について掲示板からヒントを得て書きました。

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