ポエム
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闇びと
光に対してジェラシーを抱く人と

光に対して光を抱く人とがいる。

私はジェラシーを抱く者である。

私と私の間に嫉妬が漂うのである(何という恵み)。

この時間が、本来ない事実が、私という事実上有る存在を平面に圧縮する力となっているのだろう。

私は私を影の中へ己を隠せる言い訳を貰い…、

一体何のために影の中へ…。


今日もジェラシーの中へ手を伸ばし、身を焦がす。

この身の歯車をあたり構わず回し、心を燃やす。

おいら元気だ。

あゝ、自分を問う事こそ、光にとって、怖ろしい混乱であるから宙に佇むのである。

「どうだい? 君は、私は口説かれ、拐かされた、こんな悦楽、いっそ、私も自分に歯向かってみないか?」


そうして、辿ればやはり側に学問はある。私をクリアにする歴史に触れる火だ。

あの手を離さないように影の中へ進む、この先私の光があるはずなんだが、気付けば辺りは光で一杯だ。

私の半分は光に溶け切り、半分は怨念を膨張さしていて、それは矛盾どころか

気付けば、私は一個のHeartだ。

私のあとをつけ忍び咲いた心理学の、優しい火の綱である。

見動きが取れなくなった私を、白鳥たちが心配をしている。

影にあるものに対して、世間の夜は定価だから、この怨念に心配はいらないよ。と。

怨念はプライバシーと、光に緊張したままである。

何をもって光というのか。

そして私が光を手放したとき、「どう」なるのか?

理解をされたいのである。

ただ光は優しく、こわい。だから動物的な本能と、忙しさがいる。なくてもいいと言ったらカバには失礼だがカバもおんなじだ。

私は影に行き、夜の粒子を発信し、染色する、発光する夜人の、私の、邪念を「知る」。
フハハ…!

光の存続の為に。

自惚れるべき所はどこか? 私はまだそれを「知ら」ないじゃないか。

「どうだい? 君は、私は口説かれ、拐かされた、こんな悦楽、いっそ、私も自分に歯向かってみないか?」


光にあたった、その位置が心を不思議と影らせ、世にいる事がいたたまれなくなったのである。

私が光になるには、単に知識が足りなかったのだ。

年老いて、不意に得た知識として、私が若かりし、何らかの理由があり、冬に善意的な悪日に照らされ、尽く思索を失敗してきた今が、悔しくて堪らないのは、「存在」、私を求めた只一人の所以に違いはない。

何故なら、Heartをどう考えるのか、希望がなかった頃というのは何だったのだろうと、

注意深く今でも思っている。

私が最初に考えた「宇宙とは何か?」という想像が、問いではなく、

答えの方だと、学問は記す。

私ははやく、光に裂かれることを待っている。

やんわり道の上の闇を切り裂きながら。

白魔術を扱えない心として、光の情けで仏の中道を行きつつある。

あゝ 言い訳が増えてばかり、笑いたい。




19/11/26 10:01更新 / 淤白

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