ポエム
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図書館
17才

デートは

朝の通学バス

公園

それから

図書館

暖色系の上着に

君は決まって

短いスカート





花柄

そんな感じ

君が近づく

半歩の距離まで

必ず僕に聞く

「どう?今日の。可愛いでしょ?」

見ないわけにも

いかないけれど

見るわけにも

いかないような

厳かさとか

この場所に対する気持ち

しかし

17才男子には厳かな気持ちなぞより

選らばなければならないものがある

「うん。可愛い」

少しだけ見える白い歯

回転してなびくテール

医学書を探しに行ったのだろう

しばらく僕の頭と心臓は

ちぐはぐだ

図書館という静粛な場所

笑顔の余韻は

背徳的な高鳴りだった

推理小説どころじゃない















20/02/01 00:14更新 / 竹之内進


■作者メッセージ
一つ年上の女の子。ええ。コロコロっと転がされましたとも。
談話室

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