ポエム
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入道雲のマーチ
入道雲に乗って住んでいる街を眺めてた
私がいなくなったって
誰も心配なんてしてないみたい
だから太陽が沈む海まで
風の吹くまま流れるままに

真下には雷雨が降っていて
誰も私をお呼びじゃないみたい
けど、そんなこと知るものか
嫌われても堂々進んでいこう

たくさんの水粒に包まれて
私はふわふわ浮いて
ゆっくり離れて
小さくなっていく街

不意に胸を掴まれて
目の前が滲んでいく
私はあの街が好きだった
誰にも求められてなかったのに
どうしていつも私ばかり

泣いたって止まない雷雨は
街の人をまだ困らせてるみたい
19/09/09 14:04更新 / 空雲上

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