ポエム
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夜に縋る
眠りに落ちる数秒前の感覚がきらいだ。
ひどい耳鳴りと、幻覚、いくつかの臓器がふわっと、身体の内側で入れ替わったような、そんな気持ち悪さが襲ってくる。
それでもこの星に重力があるって事実、誰にでも平等だから好きだよ。
薔薇も、石も、お気に入りのマグカップも、それが自分のものでないから美しいんだ。
きれいでなくとも、自分より小さいものを愛でて、優しくなったつもりでいる、嫌われも好かれもしない、濃紺のドレスの似合う、美しく馬鹿な女のままで居たい。
17/12/17 16:12更新 / 暮月

■作者メッセージ
夜の色はいつだってぼくらを包み込む、やさしさなどは、とうに消えてしまった。ぼくが、よるのすべてをかけてきみを想うように。尊い。

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