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未来永劫の《吾》
其処は何の変哲もない《日常》の《世界》でしかなかった。
唯一つ、違ってゐたのは《吾》と《異形の吾》がはっきりと分離してゐた事だった。
それが地獄の全てであったのだ。

最早《吾》は進退谷まったのだ。
何処にも逃げ道はなく、《吾》は只管《吾》であることを強ひられし。

――嗚呼、《吾》が何をしたぞ。
――ふっ、《存在》してしまったことが運の尽きだ。

さう言ふと《異形の吾》は昇天し、《吾》のみが何にもない地獄に未来永劫に残されし。
19/10/24 01:13更新 / 積 緋露雪

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