ポエム
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『125センチメートルの隙間』
125センチメートル
それは僕とあの人との距離
近いとも遠いとも言えない
僕らの席の距離だった

桜の舞う卯月の晴れの日
125センチの旅が始まった
隙間の上を飛び交う言葉は
花びらを運ぶ南東の風

それから僕ら2人の想いは
磁石が引きつけ合うように近づき
心の間には30センチ定規ですら
入れはしないと思われた

桜が再び花をつける日から
僕らは遠く離れるだろう
そのときには言うと思う
「僕らの心の間には 花一輪もいれません」

外には葉を落とした木が
静かにたたずんでいる
125センチメートルの隙間には
今日も暖かい風が吹いていた
19/01/03 18:29更新 / Seventh in C.H.S.

■作者メッセージ
〈解釈〉(といってもよくわからないので説明をするだけです)
4月に席が隣になってから親しくなった男女(高校生?まあ自分が高校生なので)が、クラス替えのせいで次の学年に離ればなれになる可能性が高い。そのため男の方が次の春に思いを伝えようと思っている場面。
ある冬の日(1月)が背景。

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