ポエム
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願い
彼女は僕に言った
守ってくれてありがとうと
彼女は僕に言った
愛してくれてありがとうと

壊れたはずの彼女からのメッセージ
嗚呼 何て愛しいのだろう
僕は彼女を守り切れたのか
彼女は僕の愛を受け取ってくれたのか

彼女の笑顔を初めて見た
こんなにも美しく笑えたのか
僕が消えてしまう前に
彼女の気持ちを知れて良かった

僕や彼女にとって
きっとこの世界は汚れていて
だからこそ彼女も僕も
誰も信じずにお互いを愛し合った

それは最後まで変わらない
けれどこうしてまた
彼女が心から笑ってくれた
僕はいまとても幸せだ

僕は彼女のためだけに生まれた存在
けれど次は 次こそは
彼女と一緒に一生を終えたい
それが僕の最期の願いだ
20/01/29 12:44更新 /


■作者メッセージ
僕が生きた証は、もうどこにも残らないだろう。彼女の朧げな記憶の中にしか残らない。それでも彼女に少しでも覚えていてもらえたなら…僕のしたことは意味のあることだったと思えるんだ。
談話室

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