ポエム
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木漏れ日と蝉時雨
木々の隙間から刺す光は
私を守るように優しかった
木陰は少し暗くて涼しいから
昼間でも眠れてしまいそう

まどろむ私の耳に
あぶらぜみの声が飽和する
その音の隙間をすり抜けるように
あなたの声が聞こえた

瞬間、そよ風が吹いて
深い緑の葉がぽとりと
手に落ちた

まあ、いいか、過去のことは。
今はただ明るい夏のなかで
夜が来るまで静かに眠ろう
19/08/04 18:57更新 / 空雲上

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