ポエム
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四月二日のうた


ぼくらの会話はいつも迷路なのに、笑えるあなたがおそろしかった。包まれたこわさにも気付かないで、どうして、ぼくらは生きていられるのでしょうか。繊細なこころの持ち主だと、言葉は背中を叩きますが、目から零れる呼吸を、聞き取れてはいないのでしょう、空気が、振るわなくなった気がした。

飾り付けされた街路樹ですらないのに、なにもない日を祭と形容した。今ならわたしを教えても良いかもね、どうぞ、わたしの迷路は一本道です、跨ぐように飛び越えてみてください。その先に広がるのは、魔女裁判か、一本だけの花畑なのでしょう。
19/04/02 11:35更新 / 柚子色

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