ポエム
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白狼
なんとなく落ち着かなくて
窓ガラス越しに外を眺めている
コーヒーの湯けむりで硝子がゆらゆらと白くなる
一面雪で樹の幹しか見えない

フラスコに入れたウィスキーを持ってでかけようと想う
なんとなくだけど…
静寂な空間
私なんて所詮一粒の種だから
なんて少しもの想い…
スノーダストが湾曲して舞っている
きた…白狼
掟は越えてはいけない距離を保つこと ついて行こうと想う
暗黙の信頼関係…
雪の森はモノクロの世界…
倒木のベンチに腰をおろす
目線の先に冬の花
待雪草…
やさしい時間が過ぎてゆく





19/12/02 20:58更新 / 好春

■作者メッセージ
冬になると雪山に四輪駆動車で、標高2200メートルまで登りキャンプなどをして楽しんでいました。
その時のことをアレンジして書いてみました。

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