ポエム
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偽りの愛
幸せだと思っていた幼少期
いつそれに気づいてしまったのか
与えられていたものが
全て偽りであったことに

純粋無垢であったあの頃の自分
疑問も持たず何も考えず
自分のしたいことだけをしていた
愛されていると思っていた

誰かの叫び声が聞こえる
小さな弟に聞かせないように
一緒に部屋に閉じこもる
けれど叫び声は止まなかった

与えられてきた愛情全てが
偽りであったなんて
考えたくもない思いたくもない
大人になれないままの自分がいた
20/01/19 13:39更新 /


■作者メッセージ
朧げでしか憶えていない。何もかもが崩れてしまったあの頃。誰かの叫声と誰かの怒声。私には何も知らない小さな弟を『ナニカ』から守ることしかできなかった。
談話室

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