ポエム
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光栄
それについて何を言うとでもなく、先生は明るく笑っている、その日から開いた口が止まらないのです。同級生は私を過って刺しました、それから私に愚鈍と云つたやうなその愛が止まらない、百合が咲くのは七月でしたっけ?先生、私は裏切りの花、翁草(おきなぐさ)を今育てています。おまけに、最近暗い、変な男におわれています。どうやら私を好きなようで、それでも何というか、私は必ず裏切るのに。地上で気高く生きてみせようという人とは、私どうやらうまくいかないようで。見慣れた通りにバラが咲いていました。こんな事に環境の変化があり、やさしさとは何かブレて、ブレています。…。
やさしさといえば、上辺も非常にあることだと思うのですが、私はそれが下手で、ニヒル天下一の先生に言うのも変ですが、一度退廃しました。「取ってつけたやさしさに愛などあるものか。」そのような同じ考えの、又こう文章を書くひとが、この前取ってつけた様なことを、付けペン(野郎)≠ニ言っていました。しかも、そのひとはペンと剣をかけているので笑ってしまいます。紙と対立の姿勢が真剣そのものなのです。
 都会にも魔法はいろいろあるものです。劇があったりする、女優さんと目がぜったい合ったんです、それだけで私は飛び跳ねちゃいました。その劇に登場する、彼女のように何かの有る人も居るのですが、何も無い人も悪くなく、むしろ輝いているのを見たのでした。何もないから、それしかないから、魅力的で、かといって何か有っても、歳が大人なら余所見くらい悪くないと思ったのです。べつにひねくれる事など何にもありませんでしたが、私を追うあの男のやうにやさしさは今日もこうして私に微笑むのが、いえ私等に、微笑むのが、実にくだらなく、時々先生に裸を見てもらうのです。先生、やさしさとは何か?答えてくれる?
19/07/18 09:03更新 / 淤白

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