ポエム
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rest friend
午前0時 標識の無い迷路の街のど真ん中
暗いピンク色のラブホテル
3時間きりの甘いラブストーリーが始まる

黒いスーツ 声を聞いただけで花びらが濡れ堕ちてしまいそう
喧騒と怒りの叫びなんて聞こえない
部屋の前 ベッドがまだ遠いのに 口付けが止まらない

抱かれている最中 あなたの声も顔も身体も
手に入れた気分なのに バカな女ね私って
3時間も経てば 苦くて汚れた空回り きっと今夜も後で泣くの

果てたあなたの姿 黒いスーツにときめいていた私の心を返して
枯れた花びら もう取り戻せない

こっちを見ることもなく 乾ききった後ろ姿で手を振るあなた
毎晩失恋する私の気持ちなんてきっと分からないでしょう
19/10/06 16:02更新 / 清戸日向

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