ポエム
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青春

陽炎にゆれる街のあの辺りに君は居た

今は思い出の中の君を見ている



自転車飛ばした通いなれたあの道

長いスカート翻し君は駆けて来る

放課後の渡り廊下ですれ違った

ほほを染めた君はうつむいて足早に通り過ぎた

聞こえはしないかと思うほど胸が高鳴って

青春の一コマがまた一つ鮮やかに

卒業までのわずか半年の恋の時代

おなじ街の大学への二人のささやかな夢も

気まぐれな時の風に吹かれ

今青春と言う名の優しい物語の

最後のページに後書きを書いている


あの街は今日も陽炎にゆれている。
19/05/09 11:06更新 / 司門君

■作者メッセージ
 なにもかもが眩しかったころ。

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