ポエム
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音楽のある風景
リノリウムの床を靴で鳴らせる
スタジオ風の洒落たロフト作り

ピアノの鍵盤に染み込んでいく
石油ストーブの匂いを弾いた

鼻で感じる冬の気配はいつも
レッスンの後に出されるコーヒー

色んな話をした気がするけど
氷のような分厚い感情だけは
砕くことができず溶けるのを待った

解放された心はエネルギー
燃え盛る熱い思いはパッション

リノリウムの床をバタバタさせて
寒い夜に口を開けた感傷が

音符に込める気持ちを探して
食べ続けてきた楽譜がなくても

掌にある未完のメロディが
泳ぎ始める名前を求めて
18/10/07 12:05更新 / ミナト螢

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