ポエム
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崩壊に呑まれた廃人達(口語詩・創作)
考えたことも無かった

考えたくも無かった

祖国が崩壊するなんて あんなに大きな国だったのに

職を排せば今日とて今日も 一人ウォトカを一気した

皆平等だなんて建前  結局皆金が欲しいって

ついには紙幣も紙クズ同然 誰の努力も何も無く

ウォトカがない日はウォルトフ呑んで ただただ瓶だけ溜ってく

とは言え誰しも生きていた

米を買わずに 米に飼われることも無く

ビジュアルだけは廃人だけど 人生意外に面白かった

党幹部は汚職と賄賂で腐ってく 

祖国だけは腐らない そんな恐慌を想起していた

昔はライフル片手に草原走ってた 誰しも英雄になれた

傀儡政権(かいらいせいけん)見て笑ってた

正直そんなのどうでもいい 祖国さえあればそれで

もしも戻れるのなら いくらでもマルクスを呪おう

そうだ 僕らが生きられるのは 銃と酒のある祖国だけ

僕らは崩壊に呑まれた 哀れな廃人達

ああ 誰か酒をくれないか
20/01/10 20:42更新 / 椛島康介


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