ポエム
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コスモポリタン
静かに1人であのバーへ 今日は気分を変えて
ジントニックのやや濃いめ
隣に座ってきた 黒いハットを被った長身の男
職業は吟遊詩人? 短いポエムを魅せられた

紡がれていく言葉の数々 初めての感情
同じジントニックを飲みながら
事故で裂かれた恋人同士のポエムを書く彼
少し涙が出てきた…

今夜はこのバーにはもう客は来ない 主人は静かに最後のステアをする
2杯目はコスモポリタン クランベリーの香りが頭を刺す
どうして? お酒は強いはずなのに なぜかもう火照ってきた

真っ赤な感情 コスモポリタンを飲み干した私
今夜はもうどうにでもして
吟遊詩人はそっと微笑んで ゆっくりと夜の街で手を繋いだ
19/09/27 21:15更新 / 清戸日向

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