ポエム
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真実が実る時


花の声を聞こうと
根と手を繋いで
花弁に口付けた

聞こえぬと笑う者 眉を潜める者

荒唐無稽な振る舞いだと
馬鹿にすると良いのだ

最終的に私は自己を完結する
揺るがぬ一つとなる為に

私にだけ聴こえる言葉と
薫り立つ蜜の想いを胸に
きっと辿り着く

形あるモノでは無く
奥の奥に眠る精神の秘境へと

嘘の花弁に彩られた
最期の一枚が剥がれ落ちる時
白く輝く真実の実が
実るのを知っている

ある日の黄昏時に
追う影は一つと重なり
太陽と共に地平線へと落ちるだろう

限りない夜の向こう側まで。

 
18/10/31 18:24更新 / K

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