ポエム
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僕と魚
いつもより暗い明け方
やけに静かで冷たい朝だ
僕の部屋で今日も魚が泳ぎ出す
フワフワ自由にしているようで
牙のような鋭い芯があって
僕をあらゆる方へ掻き回すよ

思えば最近は不都合の連鎖で
今でも果てしなく苦に巻かれている
自分を嫌う自分が嫌い
悩めば悩むほど悩みは増えていく
流れてくるニュースは不吉な黒い風
それでも魚は泳いでいるだけ…

おさがりのギターを弾きながら
僕は適当な幸せを歌い上げる
別に誰にも届かなくていいさ
僕のためにあるものだから
外を見れば降り続いている白い華
そして魚はただ泳いでいるだけ…
19/10/14 15:25更新 / ホワイトカイト

■作者メッセージ
冬の朝が舞台の詩です。

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