ポエム
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全力の声
灰色とにぶい緑の取り合わせを良いと思った帰りの道で

トラックに積まれた土砂をまじまじと見て納得に似た胸の内

とりたてて急ぐ用事のない道のうしろから鳴る濃いクラクション

真似をしているのではなく平凡なオレの出しうる全力の声

とりあえず「だって」と言ってみたものの特に言い訳できることなし

絶対に猫はインターネットでは非難されない エサをあげます

「しね」とのみ書かれた『お客様の声』事務所にあってチラッとは見た

人間を金に変換したならば金の流れるおもしろい店

実行犯射殺の裏で指示をした者の昨夜も今晩も無事
16/10/02 12:20更新 / 工藤吉生

■作者メッセージ
「未来」に掲載された短歌

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