ポエム
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古今羅刹


私は考えることを失った子供だった。

父親を母になめられた、落ち着きの無さを抱えていた。

同じ、考えることを失った子供が居た。

もしそうなら、だったらほとんど性慾だけで、

いだけるだけの悪心を抱え、人の考えを盗み、

それでこそ「愛」だと勘違いしていて。

一日は過ぎ去ってくのに、

何だかそれだけを抵抗している様だった。

後にその子に出会うと、本当にそれだけを抵抗していて、

どうしてもその時、何故、満たされるような心地の思いをした。

少し空腹で世の中に佇むような、満たされた気持ち。




2.

人の教えを全て飲んで、つまらなくなった母親の首が、とうとう世につき出された。

その顔はつまらなく、私が感じているのは、それでも、湧いてくる感情に対して、噴きおこる、抱きしめるものを見つける気持ち だ。

わずかな色彩もない、ましてや青写真でもない何もない秋風を、母親は知っていた。蘇ろうとするその方(かた)が痛々しく、私の手を引く。懸念


未だに色彩に溢れてる。

虚空




18/11/05 16:29更新 / ゆりぎつね

■作者メッセージ
心静かになるまで見渡し、慰め、書きました。

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