ポエム
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無人島
醜い顔を見なくて済むように
部屋の明かりは小さくしておく
悪口が聞こえてこないように
ステレオの音は大きくしておく

僕だけの船に食料を積んで
時間や支配から逃れたかった

眠れずにいるのは雨のせい?
朝と夜の境目に立つ仕事
新聞配達が始まる頃だ

黒いカーテンに囲まれた部屋で
いつか誰かがチャイムを押したら
僕はその人を受け入れるだろう

長く伸びた髪の毛を切る為に
鋭いハサミを手渡すだろう

僕を殺して下さい
何度でも蘇ってみせるから
僕を助けて下さい
出来たてのカレーライスが食べたい
17/07/25 20:38更新 / ミナト螢

■作者メッセージ
孤独と向き合う鏡のような作品です。変化する心の動きに注目して頂きたいです。

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