ポエム
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会いたくて
階段を駆け下り
そのビルを出て
角を曲がったとき

急にそれはやってきた

せつなくて
あたたかくて
胸の中に飛び込んできた想い

急に現れたかとおもうと
こんこんと溢れて
溢れて 溢れて

どこにもそんな兆候は無かったのに
なぜだかわからない
わからない
わからない

あそこに見える地下鉄の駅で
偶然会うわけもないのに
そんなことを夢想する

誰かと一緒の彼ではなく
誰かと一緒のわたしでもなく
ひとりきりの彼と
ひとりきりのわたしが
偶然出会う
そんなことは起こるはずはないのに
起こるはずはないのに

会いたくて
会いたくて
会いたくて

言葉になって溢れてくるのだった

19/12/20 01:04更新 / 姫沙羅


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