ポエム
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卒業の詩
いつか来ることは解っていた
誰も逃げたりなんかしない
みんなそれを知らん顔して
ひどく大きな声で笑ってた

夢は描けず空白にした
進路は現在<いま>を希望します
澄んだ青空も煌びやかな星空も
僕には過分なキャンパスだった

きっとまだ夢見るコドモ
「もう大人<よる>よ」「後少しだけ」
ガラスの刺さったシンデレラ
鈍色の涙に誰が気付いただろう


永遠(とわ)を誓った恋は枯れ萎(な)む
終わりないこの矛盾が
ただ一言の言葉で片付く
そんなありきたりな時期だった

春風に舞う桜花びら
その一欠を見送って去る
一人一人が旅立ちの時
不思議と澄んだ朝だった

だけどまだ夢見るコドモ
知らないことも知ってるフリして
眠りを望んだ白雪姫
何もかもが過去に閉じ込められていく
19/04/18 21:44更新 / のす

■作者メッセージ
10171106

それじゃあ、「せーの」で社会人。

冬に詩った春の詩。

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