ポエム
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梅雨
昨日見た夢を思い出す時みたいな
ぼんやりとした苦痛

花は咲かずには枯れない
きっと いつだか咲いていたのだろう
思い出せないだけで

風に飛ばされ綿毛が舞う
若草が揺らぐ
そんな春に
捉えどころのない切なさを置き去りにして
季節の色は滲み始めた

乾いた土に
一粒、一粒 と
ゆっくり染み込んでゆく
哀れそうな 優しい瞳から溢れる
六月の涙
17/06/20 22:05更新 / ぐりる

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