ポエム
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銀河鉄道の夜
「生者のジョバンニ
死者を乗せて走る銀河鉄道の汽車
そこに乗っていたカムパネルラ
親友が死んだことに
旅路を通して気付いていく物語」

本当は気付いている
気付いていても理解したくない
きみが死んだことを理解して
一人だけ汽車から降りることを
一人で生きていけることを
きみが望んでくれたとしても
ぼくは、ぼくは。
きみのいない世界に戻るのが怖いんだ
けれど
大丈夫だよと言いたい
不安だけど
とても寂しいけど
きっときみは
「ほんとうのさいわい」
を見つけたから
ぼくも見つけるよ
きみはずっとぼくの胸に生きているし
きみが死んでも
ぼくはきみを失わない
どこまでもふたりきりになって
どこまでも一緒に行きたいけれど
きみを安心させたいから
行かないで
なんて言えない
引き止めてしまえば戻れない
ぼくは家族の元へ帰るけれど
きみを忘れたりはしないから
ほんとうのさいわいを探しに行こう
20/02/01 12:05更新 / 雨月 涙空

談話室


■作者メッセージ
引用少しだけ。
私なりの解釈です。

いつも閲覧ありがとうございます(^O^)/

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