ポエム
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街・浴衣の君
下駄を鳴らして 君が行く
浴衣姿の 君が行く
赤い鼻緒の 下駄はいて
お盆の踊りか 花火の宴

僕も浴衣に着替えて
物干しの上から君を見てる
今日は 天満か天神さん
ほんに夏の君は忙しい

夏が終わって セーラー服になって
冬が終わって またセーラー服になって

春が終わって 夏が来たというのに
下駄の鳴る音も 浴衣姿も
見なくなったよ

交通事故で亡くなったと
君んちのおばさんが泣いていた
僕も物干しの上で泣いたよ

勇気を持って 盆踊りや花火
さそって行ったら良かったと
怒って泣いたよ
19/06/21 12:18更新 / 北風 嵐

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