ポエム
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野球部とポニーテール と文化祭前夜
オー!セィ!オッセイ!オッセイ!

今日もグランドでは

丸刈り頭が走り出す。

教室では

隣席、黄色い布地のポニーテール

文化祭は何するか

輪の中みんなで話し合う

ふと

体育祭ならクラス違いのアイツも

良いトコこの娘にみせるだろうかと。

まぁ知らんけど。

意外と出しモノ議論は盛り上がり

アイディア出しにみんな夢中

劇だせ、店だせ、歌いだせ?

私も隣席ポニーテールと盛り上がり

お互い笑顔で花咲かす。

毎日みんなで盛り上がる

文化祭の直前

夕暮れ放課後

オレンジ廊下に伸びる影

誰ぞ彼?

黄昏時に野球部君

真っ直ぐこちらをみつめてさ

お前が、そうか。と一言つぶやく。

わからないから彼の顔を覗き込む

刹那、

真っ直ぐな視線同士がぶつかる

そこには大きな自信と

小さな不安

それから

俺の彼女に手を出すな

と、はっきりしっかり書いてある。

きっと彼女と積み重ねた時間が

彼に自信を与えているのだろう

私は口には出さず

心配ない、と

彼の目をみてメッセージ

わかってくれたかわかってくれてないか

わからないが

人を好きになる、ということが

わかったような

わからなかったような

ただ胸がちょっとどきどきした、

そんな秋の出来事。







19/12/03 21:22更新 / 竹之内進

■作者メッセージ
目は口ほどにモノを言う。そんな体験談です。知らんけどな、を最後につけるのは、関西系のおばちゃんの口癖みたいなもの。ある時期私のブームだったのです。

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