ポエム
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夏の終わりに見た蜉蝣
駅で楽しそうに笑ふアベックを見ながら
私は夜の街へ向かう

今はあなたの知っている私ではない
ふと、どうしたらあのアベックみたいに
普通のカップルのように
街を堂々と歩けたのだろうか考える

朝方一人部屋に帰る私の前を
妖精のような蜉蝣が横切る

その妖精を見ていたのは私一人
この世で私だけが見ていた

儚く美しい妖精は私の前から消えた
残ったのは私一人
19/08/23 16:45更新 / 1人

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